革製品を柔らかく仕上げる『なめし』は、使用感UPに欠かせない重要な行程。とりわけ野球のグローブについては豊富な知識と高度な技術が必要となるが、ミドリヤスポーツの店主である宇田氏は30年超の経験を有するその道の達人。選手の癖も踏まえた上で、グローブをからだと一体化させるような宇田氏のなめし術は、まさに匠の領域といえる。くたびれたグローブの修繕もミドリヤスポーツの守備範囲。ワンランク上のプレイヤーをめざしたいという人には、達人のグローブメンテナンスを1度体感していただきたい。
野球のグローブと一口に言えども、大きさや革質、可動域などの違いから、その種類は千差万別。ポジションや使用頻度が違えば、当然ながらアレンジも異なるので、グローブのなめしはとても難しい。グローブ1つ1つの個性に対してじっくり向き合うのがミドリヤスポーツの真骨頂。使いやすさを徹底的に追求した究極のなめしが人気を博し、少年野球の子どもたちからプロの野球選手まで、これまでに来店したお客さんは優に1000人を超える。
Jリーグの京都サンガFCが練習場をおく城陽は、サッカーのほかに野球、ソフトボール、ラグビーなど、スポーツのさかんな町。そんな城陽でスポーツを楽しむ人々の支えになればという想いからスタートしたのがミドリヤスポーツである。当初はさまざまなスポーツ用品が販売されていたが、次第に野球のグローブに特化。ベースボールマガジンで紹介されるなど、全国各地の野球人からも高く評価されたグローブの名店である。
ミドリヤスポーツの作業場を覗くと大きなミシン台が目に入るが、これはグローブを修繕するためのもの。「簡単にモノを買える時代だからこそ、道具を大切にしてほしい」と宇田氏。新しいグローブを求めて来店する人も多いが、修繕できるのであれば使い続けることを宇田氏はおススメしている。修繕を第一に考える理由は、パフォーマンス面でも使い慣れたグローブの方が優位であるため。子どものグローブのメンテナンスもお願いしたいと、父親になった昔の球児が来店することも少なくない。
住所:〒610-0121 京都府城陽市寺田水度坂15-156
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
駐車場:なし
電話番号:0774-52-0808
※京都府立大の研究データにより表示
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城陽市役所まちづくり活性部商工観光課商工観光係
電話: 0774-56-4018 0774-56-4019
ファックス: 0774-56-3999
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