金属の切削加工や精密板金から、精密溶接などを用いた組み立てまで、複合的な要求に対応できる金属加工のスペシャリスト集団。円状やR形状など複雑な曲面加工も問題なし。手のひらサイズの小物から6畳1間ほどの大物まで、さまざまな大きさのモノ作りを請け負う。困っているお客さんがいたら個人的な注文にも向き合うというフットワークの軽さにはビックリ! 高齢者向けの介護器具を開発するなど、硬く冷たい金属を扱う津島鉄工所のモノ作りは柔軟で、そして温かい。
津島鉄工所のホームページを開くと真っ先に「その仕事、俺に任せろ」というフレーズが目に飛び込んでくる。ホームページからもわかるようにモノ作りにかける想いは熱く、スタッフが一丸となって全力で立ち向かう。曲げ加工を得意とする津島鉄工所のこれまでの製造実績は、高い耐久性が求められる航空機や産業用機器の部品などが中心。溶接箇所をできるだけ減らすように曲げ加工を工夫することで、完成品の強度は高く保たれる。一貫製造体制を敷く津島鉄工所のなせる業で、コストや納期に関しても利点は大きい。
工場の一角には重厚感ある自作バイクやロボットの模型など、社長の津島氏が遊び心で作り上げた作品が並ぶ。「モノ作りは楽しむことが大切。そのために必要な遊び心を忘れてはいけない」と津島氏。技術スタッフでなくても興味のあるプロジェクトには積極的に参加させてモノ作りの楽しさを学ばせる。年齢に関係なく広く人材を求める津島氏は「情熱があれば60歳以上の方も大歓迎。むしろそのような方の知恵や経験を活かしたい。若いスタッフの刺激になる」とも語る。決して楽な仕事ではないが、日々達成感を味わいながら成長できる環境はスタッフの満足度も高い。
津島氏はこれまで全く意識したことのなかった介護の領域にも挑戦。
人体の構造や動きについて一から学び、介護の現場でヒアリングを重ね、試行錯誤を繰り返しながら、立ち上がり補助歩行器『たぁーくん』を完成させた。『たぁーくん』は電気なしでイスやベッドからの立ち上がりを助け、その後はそのまま歩行器として機能する1台2役のスグレモノ。たぁーくんには「歩くことを諦めないでほしい」という温かい想いが込められている。
住所:〒610-0102 京都府城陽市久世荒内177-11
就業時間:8:30〜17:15
休業日:土・日・祝日
電話番号:0774-52-3397
FAX:0774-54-0978
※京都府立大の研究データにより表示
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城陽市役所まちづくり活性部商工観光課商工観光係
電話: 0774-56-4018 0774-56-4019
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