城陽の求める産業
〜 城陽新時代 人とモノが行きかうハブ都市に向けて 〜
わが国の経済は、持続可能な経済成長を目指して、IoTやAI、ロボット、ビッグデータなどの技術革新が進んでいます。このような近年の国全体における経済の好循環の進展の中で、城陽市においては、サンフォルテ城陽等への新規企業の立地が進み、令和5年度の新名神高速道路の全線開通及び東部丘陵地への府内初となるアウトレットモールの立地見込みなど、大規模なプロジェクトが立て続けに進展しております。
城陽市も、これらのインパクトを最大限に活用し、大きく変わっていく城陽、「NEW城陽」の実現に向け、平成30年度に産業振興の指針「京都産業かがやきビジョン」を策定しました。地場のものづくり産業をはじめ、人やモノ、情報、サービスなどが行きかう、交通結節点として日本のハブ都市となりうる可能性を最大限に活かした産業、さらに、訪れて楽しい新しい遊びの空間や新たな学びの場など、城陽新時代にふさわしい「職・住・遊・学」の産業の実現が求められています。
城陽市とは
城陽市は京都と奈良のほぼ中間に位置し、「五里五里(ごりごり)のさと」として親しまれています。
北部の久津川周辺には、久津川古墳群をはじめとする古代の古墳や遺跡が数多く分布し、南部の長池周辺には江戸時代の大和街道の宿場町としての形態が残されています。 鉄道はJR奈良線と近鉄京都線が並行して市内をほぼ南北に縦断し、国道軸として、国道24号、国道307号、京奈和自動車道・新名神高速道路が存在します。
また、比較的温暖な気候であり、加えて、豊富な地下水や豊かな緑が地域のうるおいある環境を創出しています。 そのほか、自然環境に恵まれ、梅、碾茶(てんちゃ)、イチジク、寺田いもなど多くの特産物があります。
さらに、令和5年度には、新名神高速道路の全線開通を契機として、地場に根付く産業だけでなく、サンフォルテ城陽や京都山城白坂テクノパークなど、新たな産業の立地が進む中、東部丘陵地などの開発可能地の活用により、これまでのベッドタウンから、大きな環境変化が生じようとしています。
京都府立大学との関係
城陽市産業支援サイトの構築にあたっては、京都府内の地域振興や産業・文化の発展等に寄与する研究調査活動を推進することを目的とした、「京都府立大学 地域貢献型特別研究(府大ACTR)」の採択を受け、城陽市と京都府立大学が協働で取り組んでいます。
京都府立大学の研究テーマである「産業関連情報の総合的集約とそれを用いた地域産業情報支援及び情報発信のあり方と活用方策」により、企業紹介ページの最下部に設けた「他の企業&事業所もチェック」では、受動的なページ移動を誘導し、同業種間は勿論、異業種間を結びつける仕組みを導入しています。