埼玉に本社を置くマリンフレッシュの西の拠点。ネギトロをはじめ、マグロやサーモンの刺身など、水産物の加工&卸売を手がける。蓄積されたノウハウと確かな技術力に加え、少量多品種でも請け負うフットワークのよさと、消費者本位の柔軟な製品開発力がマリンフレッシュの魅力。バイヤーからの信頼も厚いマリンフレッシュ製品は、全国各地のスーパーや百貨店はもちろん、コンビニや外食チェーン店など広く流通する。
関西工場で最初に行われる作業は、国内で仕入れた冷凍マグロの半解凍。解凍が進みすぎると品質低下につながるため、工場内の温度は徹底的に管理されている。ほどよく解凍されたマグロは熟練スタッフの目利きできちんと分別され、骨や筋などの食べられない部分は手作業で1つ1つ丁寧に取り除かれる。殺菌処理が施されたマグロは、状態にあわせて職人技レベルの巧みな機械調整で細かく砕かれ、調味料などを混ぜて味を調整。パック包装や梱包を含むネギトロづくりの全工程を、すべて関西工場で請け負うことができる。
マリンフレッシュのネギトロづくりの強みは、ネギトロの味わいや色みなどを消費者のニーズにあわせて細かく調整できる柔軟さ。水産物加工の多くは漁港などの水揚げ地周辺で行われるのに対して、消費者本位のネギトロづくりは消費地への近さを重視する。関西工場のある城陽からは関西一円に散らばる取引先へのアクセスがよいため、消費者の嗜好を熟知したバイヤーと一緒に試行錯誤を繰り返しながら商品開発できる。また、客層や地域性を分析して、店舗ごとに適したネギトロを提案することもできる。
マグロやサーモンなどの水産加工物の需要は、時代の流れに左右されず長らく安定。対して需要を支える働き手の不足が年々深刻化。マリンフレッシュでは製造スタッフや製品開発スタッフ、営業スタッフに加え、パートタイムスタッフも貴重な戦力。パートタイムスタッフには適性に応じた作業が割り当てられるので、実務経験のない専業主婦や定年退職者も無理なく安心して働くことができる。工場見学を通じて全体の流れがつかめるので、あらかじめ働くイメージもわきやすい。
※京都府立大の研究データにより表示
※京都府立大の研究データにより表示
城陽市役所まちづくり活性部商工観光課商工観光係
電話: 0774-56-4018 0774-56-4019
ファックス: 0774-56-3999
電話番号のかけ間違いにご注意ください!