城陽が誇る高級ブランド『城州白』の加工&販売を行う。定番の梅干しはもちろん、ねり梅、梅びしおや梅ジャムなどの梅関連食品を揃える。また、梅の収穫時期は収穫した城州白(果実)を販売。加工用としても出荷し、梅のビール、ジンができた。また金平糖やあられ、パンに入れる食材としても出荷している。元小学校教員である田中氏が青谷梅工房を始めたのは、生きもの調査隊の活動を通じて青谷梅林の魅力に触れたことがきっかけ。青谷梅林を守りたいという想いから、放置梅林の手入れや城州白の栽培も手がける。梅工房の商品は店頭の他、京都伊勢丹、平和堂でも取り扱われている。(梅干し、ねり梅) ホームページやFacebook などを使い情報発信をしている。
城州白の梅干しは果肉たっぷりで芳醇な香りが魅力。昔ながらのしょっぱい味付けがたまらない『しそ梅』はごはんとの相性が抜群。しそで赤色に染められた城州白の鮮やかさが食欲をそそる。10%まで減塩された『白漬梅』は香りを存分に生かした城州白ならではの逸品。マイルドな口当たりなので、しょっぱさが苦手な人も食べやすい梅干しである。おむすびの具材としてはもちろん、チーズやトマトなどの食材ともマッチする。
梅干し以外も青谷の梅にこだわって商品作りをするのが青谷梅工房の特徴。ねり梅に砂糖とみりんを混ぜて炊き上げられた「梅びしお」は梅の旨さを料理に付け足してワンランクアップさせる。きゅうりや卵焼きにつけたり、マヨネーズと混ぜて野菜のドレッシングにしたり、使い方は多様。香料や調味料を一切使わず作られた「梅ジャム」は城州白の香りが存分に生かされた商品。トーストにもヨーグルトにもお勧め。砂糖漬けされた城州白からとれる果汁「梅しろっぷ」は夏に炭酸で割って飲むのがお勧め。また、意外とお酒にあう。ほんのりとした甘みと酸味でお酒のうまみが引き立てられ、爽やかな口当たりへと変化さえる。その他青谷の梅を加工したパウダーなどが生かされた金平糖やあられなどの製品も並ぶ。
青谷をこよなく愛する田中氏のまっすぐな人柄に惹かれ、青谷梅工房には自然と多くの人が集う。野菜づくりのメンバーができて、毎週土曜日に朝市を開く。毎月第3土曜日には様々な梅酒の飲み比べができるBAR「梅月夜」開催。ここでは同じ青谷地区の「城陽酒造」が製造する日本酒、城州白の梅酒はもちろん、「京都一乗寺ブリュワリー」とのコラボで誕生した「城州白ビール」のような、他では味わえないお酒も味わえる。そのほか、毎月第3火曜日に開く「歌声サロン」には毎回20人を超える地域の方が集まって楽しく歌を歌う。毎週月曜日にはカフェ、第4月曜日には器楽演奏や文化講演が楽しめる文化サロンなどイベントは盛りだくさん。同窓会や仲間の交流会などで使う方も多く、青谷梅工房のカフェスペースは地域住民の交流の場としても親しまれている。
※京都府立大の研究データにより表示
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