抜き、曲げ、溶接などの金属加工を請け負う京都(Kyoto)の寺田(Terada)にある精密板金の工場(Factory)。社名のケイテイエフ(KTF)はKyoto,Terada,Factoryの頭文字を並べたものである。ケイティエフのモノづくりは、充実の最新設備と熟練スタッフの融合がもたらす精密さが最大の魅力。抜きから溶接までの一貫生産はもちろん、試作受注や納期短縮、量産などもOKで、個人的なオーダーにまで向き合うフットワークの軽さも兼ね備えている。
半導体洗浄機などの産業用機器に用いられるものから、駅の自動改札機や新幹線の内壁、高速道路の電光表示板に係わるものまで、ケイテイエフが手がける板金部品はさまざま。要求が厳しい精密産業機器の部品や自動改札機の筐体は、経験に裏付けられた高い技術力が光るケイティエフの得意分野である。欠損が許されない新幹線の内壁や高速道路の電光表示板でもケイティエフ部品は大活躍。耐久性が求められるような場面で選ばれるのは、クライアントからの信頼が厚い証拠である。
技術の進歩に応じて整えられる設備はケイティエフの強み。関西でいち早く導入したという抜き加工用のパンチレーザー複合機は自動ラインが優秀。金属の切断面を美しく保ちながら優れた生産効率が実現できる。高精度に曲げ加工ができるベンディングマシンも複数保有。手のひらサイズの小さなものから大人の背丈を超える大きなものまで、さまざまなスケールのオーダーに対応できる。曲面加工のさらなる複雑化に挑むべく、国内のみならず海外の動向にも目を向けるなど、最新技術の研究にも余念がない。
最新設備と並んで魅力的なのがスタッフの技術力。その真価が問われるのは、とりわけ手作業が中心となる溶接加工で、多品種生産に欠かせない要の技術である。溶接加工はもちろん、抜き加工や曲げ加工についても技術スタッフの実績は十分。ケイテイエフ製品の品質の高さは、充実の最新設備に加えて、熟練スタッフの高い技術力で支えられている。新工場も稼働し、大量生産も受注できる体制づくりが着々と進行中である。
※京都府立大の研究データにより表示
※京都府立大の研究データにより表示
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