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城陽市

あしあと

    応急手当ってなに??

    • ID:8331

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    応急手当と救命処置

     応急手当とは、突然のけがや病気に対して救急車が到着するまでの間、家庭や職場で行う手当のことをいいます。

     応急手当には、救命処置(一次救命処置)とその他の応急手当があります。


    救命処置(一次救命処置)

     応急手当のうち、心臓や呼吸が止まってしまった方への対応を「救命処置」といいます。

    救命処置の種類には

             ・胸骨圧迫(心臓マッサージ)
    ・心肺蘇生  ⇨

             ・人工呼吸
    ・AEDの使用

    ・気道異物の除去

    などがあります。

    応急手当

     屋外での運動中や、不慮の事故等で起こった骨折や怪我による出血への対応や病気による発作(心肺停止でない)への対応を行うことです。

    応急手当の種類には

    ・気管支喘息発作やアナフィラキシー(アレルギー)、低血糖等に対する応急手当

    ・けいれんや失神、熱中症や低体温等に対する応急手当

    ・傷や捻挫、打撲、骨折、やけど等に対する応急手当(直接圧迫止血法や固定法)

    などがあります。

    応急手当の重要性

    なぜ応急手当をしないといけないの?

    城陽市の救急車の到着時間の平均は約7分42秒(令和4年中)となっています。

    救急車が到着するまでに、救命処置(心肺蘇生法)が行われている場合、救命できる可能性が約15%向上するといわれています。

    さらに心肺蘇生法だけではなく、AEDを使用した電気ショックを行った場合の社会復帰率は約43.9%と電気ショックを行っていない場合に比べて約2.4倍も向上するというデータもあります。

    命を助けるためには、そばに居合わせた人(バイスタンダー)の応急手当が必要となってくるのです。

    AEDってなに?

    AED(自動体外式除細動器)とは、心臓に電気ショックを行い、正常な動きに戻すための医療機器で、誰でも簡単に取り扱えるように作られています。
    電気ショックを行うことができるのは、心臓が完全に停止する前の、ブルブルと震えている状態のときだけです。数分間で心臓が完全に停止してしまうため、できる限り早く、電気ショックを行う必要があります。

    城陽市では、官公庁の施設、小・中学校やすべてのコンビニエンスストア等にAEDを設置しております。詳しくは、AEDマップを作成しておりますのでご確認ください。AEDマップ(別ウインドウで開く)

    応急手当はどこで学べるの?

    応急手当は、城陽市消防本部やeラーニング(インターネット上)で学ぶことができます。

    応急手当講習会の種類
    講習会の種類受講時間内容認定証等の交付
    救急入門コース90分小学校高学年の方を対象に、胸骨圧迫やAED等を中心に学ぶコース認定証交付

    救急普及講習

    希望する時間心肺蘇生法やAED、その他希望する内容を学ぶコース交付なし

    普通救命講習Ⅰ

    3時間または

    eラーニング1時間と2時間の実技

    心肺蘇生法やAED、異物除去、止血法などを学ぶコース修了証交付
    上級救命講習8時間

    普通救命講習Ⅰの内容に加えて、小児・乳児の心肺蘇生法、傷病者管理、外傷の応急手当、搬送法など学ぶコース

    修了証交付
    eラーニング1時間インターネット上で応急手当について学ぶコース(実技なし)

    受講証明書交付

    受講者の皆様へのお願い

    ・発熱や体調不良の場合は受講をお控えください。

    ・マスクの着用は本人の判断にお任せします。

    ・室内換気や訓練人形の消毒等、基本的な感染防止対策を実施して行います。

    個人参加のできる普通救命講習Ⅰ(消防本部開催)

    城陽市消防本部では、年度中に数回、個人の方でも参加できる普通救命講習Ⅰを開催しております。

    年度毎に開催日は異なりますが、各年度初めに城陽市のホームページ上へ掲載しますのでご確認ください。