水難事故の注意喚起について
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水難事故にご注意ください
水難事故の約半数は死亡事故に
水辺のトラブルは重大事故になりやすく、子どもの事故は「河川」で多発します。
水難事故のおよそ4割は、亡くなったり行方不明になったりしています。いったん事故が起きると、命にかかわる重大事故になる可能性が非常に高いのが、水難事故の特徴だといえます。
水難事故を予防するポイント
海の事故
◆ 危険な場所には近づかない。
- 「危険」「遊泳禁止」「釣り禁止」などの案内板があるところ。
- 「遊泳区画」とされていても、水流の方向や強弱、水深や自分の体力を十分考える。
- 離岸流(沖へ流れるとても速い潮の流れ)のあるところ。
◆ 健康状態が悪いときやお酒を飲んだときは泳がない。
◆ 悪天候のときは海に行かない。
◆ 子どもだけでは遊ばせない。
◆ ライフジャケットを着用する。
川の事故
◆ 出かける前に天気や川の情報をチェックする。
- 悪天候が予想されるときは、無理をせず、中止・延期を検討しましょう。
◆ 危険を示す掲示板、水流が早い・深みがあるところは避ける。
◆ 河原や中州、川幅が狭いところに注意。
- 河原や中州は、急な増水により水没する可能性があります。特に中州は、増水すると逃げ道がなくなり、取り残されてしまう危険があります。また、川幅が狭い場所は、増水すると短時間のうちに水位が上昇し、川の流れが速くなるおそれがあります。
◆ 天気や川の変化に注意する
- 上流の空に黒い雲が見えたとき。
- 雷が聞こえたとき。
- 雨が降り始めたとき。
- 落ち葉や流木、ごみが流れてきたとき。
その他の事故
◆ プールの排水口は、誤って吸い込まれるおそれがあるので注意してください。
◆ 中小河川や用水路などでも、多くの事故が発生しています。
- 集中豪雨などで、ごく短時間のうちに水位が急上昇して水があふれだし、川沿いにいた人が押し流されたり、あふれた水のために河川や用水路の位置がわからなくなり、足を踏み外し流されてしまうといった事例が起きています。
水難事故が起こってしまったときの対応
海や川などでおぼれている人を発見した場合
◆ 直ちに119番(海上では118番)に通報し、救助を求めます。
水面で助けを求めている場合は、浮力のある物を投げ入れ、さらにロープを投げ渡して引き寄せます。
おぼれている人が水没した場合は、その地点がわかるように目標を決めておきます。
学校のプールなど、水深が浅く、救助者の安全が確保できるときは、119番通報するとともに、おぼれている人を引き上げます。
◆ 不用意に飛び込まない。
- 不用意に飛び込むと、救助者もおぼれてしまう可能性があり大変危険です。
おぼれている人を引き上げたときの対応
◆ おぼれている人を引き上げたときは、心肺蘇生法の手順に従い、反応や呼吸の確認をしてください。
※心肺蘇生法の手順については、「日本医師会救急蘇生法(別ウインドウで開く)」のページをご覧ください。
◆ 水を吐かせない。
- 胃の水を吐きださせると、誤って気道に水が入ってしまい、かえって状態が悪くなってしまう可能性があります。
お問い合わせ
城陽市役所消防本部・消防署救急課
電話: 0774-54-0150
電話番号のかけ間違いにご注意ください!