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城陽市

あしあと

    入浴中の病気や怪我への注意喚起

    • ID:4400

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    入浴する際には、熱中症等の病気や転倒して怪我をしたりすることがあり最悪の場合、死に至ります。このような病気や怪我は年間を通して起こっていますが、特に外気温が下がる冬場は注意が必要です。

    入浴中に起こりやすい病気や怪我

     入浴中の病気や怪我(特に外気温が下がる冬場)には、ヒートショック、熱中症、転倒があります。

    ヒートショック

    ヒートショックは、温度の変化が大きくなると発生しやすくなります。冬場は、リビングなどは暖房で暖かく、脱衣所などは寒いままというような環境のご家庭も多いのではないでしょうか。このような環境は、ヒートショックが起こりやすい環境です。血管は、暖かい場所では広がり、寒い場所では縮まる性質を持ちます。そのため、寒い脱衣所から暖かい浴室に移動すると血管は広がり、結果として血圧が急激に下がってしまいます。血圧が急激に下がることで、脳に血液が届かなくなり意識を失ってしまいます。湯舟の中で意識を失ってしまうと、顔が湯舟に浸かってしまう可能性があり、最悪の場合は窒息して死に至ります。

    浴室でのヒートショックを防ぐために、脱衣所を温め浴室との温度差を少なくしておくことが重要です。

    熱中症

    熱中症は、夏場だけではなく、冬場の入浴中にも起こることがあります。湯舟の温度を高く設定し長時間入浴すると熱中症にかかってしまいます。熱中症になってしまうと、全身に力が入らず自力で湯舟から出られなくなることがあります。

    熱中症にならないために、高温での長時間の入浴を避けましょう。

    転倒

    風呂場は、足元が水で濡れているため滑りやすく転倒しやすい環境にあります。滑りやすい環境であることを認識し、手すりなどを上手に使い転倒を防止しましょう。

    病気や怪我が起こる前に予防しましょう

    入浴中には様々な病気や怪我が起こります。紹介した以外の病気も入浴中に起こる可能性があります。入浴中は、様々な病気や怪我が起こる可能性があることを理解し、飲酒後の入浴や長時間の入浴を避ける、一人で入浴しないまたは、入浴中には10分に一度声掛けをする、浴室暖房を取り付けるなどし、病気や怪我が起こる前に予防しましょう。

    詳しい事故件数などは、消費者庁ホームページ(別ウインドウで開く)をご覧ください。


    城陽市消防署では、城陽市に在住・在勤・在学の方を対象に定期的に応急手当講習会を開催しています。また、各企業・団体の方にも応急手当講習会を開催しています。詳しくは、城陽市消防署救急課(0774-52-0697:救急情報サービス用電話)までお問合せください。