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資料館所蔵資料紹介「昭和のおもちゃ」

[2021年6月3日]

ID:6394

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資料館所蔵資料紹介「昭和のおもちゃ」

当館が所蔵する玩具資料から、昭和20年代から30年代のおもちゃを紹介します。

セルロイド製のおもちゃ(昭和20年代)

 セルロイドは、1870年にアメリカで発明された合成樹脂です。最初は象牙の代替品としてビリヤードの球や食器等に利用され、玩具にも使われるようになりました。日本でも1910年代から人形などの輸出用おもちゃが生産されるようになりましたが、セルロイド製品は発火しやすく、火災が多く起こったことから昭和30年(1955年)に使用が禁止されました。これはセルロイド製のキューピー人形とラッパのおもちゃです。キューピー人形はその後ビニール製になりました。

ブリキのジョウロ (昭和20年代)

 このジョウロは空き缶を使って作られています。こうした空き缶を再利用したおもちゃ第1号は、大津の小菅松蔵によって作られたジープおもちゃで、京都の丸物百貨店で販売されました。小菅の作ったジープは進駐軍が捨てた空き缶を再利用して作られ、10万個以上の売上を記録する大ヒット商品となり、この成功によって戦後のおもちゃ産業は復興を遂げたとされています。このジョウロの中には英数字が刻印されているものもあり、空き缶だったことがうかがえます。

姉様人形(昭和20年代)

 姉様人形は、手に収まるほどの小さな箱に入れて販売していました。箱の中には、女の子が憧れる花嫁、頬を赤く染めた町娘、りりしい顔つきの若衆姿の三体の人形が入っています。顔の部分は粘土で、髪や飾りは和紙で作られています。また、手作業で色づけをしているので、それぞれ違った表情をしています。この人形は、千代紙で着物を折り、胴体を作って着せ替え遊びを楽しむことができました。

日光写真(昭和30年代)

 日光写真は、種紙(絵の描いてある紙)と印画紙を重ねて本体の枠にはさみ、日光に当てて使います。3分ほど日光に当てると種紙の絵が印画紙に転写されます。昭和30年代に駄菓子屋などで販売され、当時のスターであった時代劇俳優や漫画のヒーローの絵柄が人気がありました。

ポンポン船(昭和30年代)

 水に浮かべて遊ぶおもちゃの船は、缶の中に水とローソクを入れ、点火すると水辺を前進していきます。船尾から排出される水蒸気の勢いが動力となり、ポンポン鳴ることから「ポンポン船」と呼ばれています。

ブリキ製の汽車(昭和30年代)

 昭和のおもちゃを語る上で欠かせないのがブリキ玩具です。ブリキ玩具とは、錫を鍍金した薄い鉄板(ブリキ)から作られたおもちゃのことです。ゼンマイじかけのブリキ玩具は日本の名人芸とも言われ、高い評価を得ていました。しかし、一点一点、ブリキ職人と呼ばれる職人の手で作られていたので、大量生産はされていませんでした。手間をかけて作られていたブリキのおもちゃは、昭和の代表的なおもちゃといえます。

空飛ぶ円盤(昭和30から40年代)

 グリコのおまけで人気になったヘリコプター式のおもちゃです。つまみをひくと勢いよくプロペラが飛んでいく仕組みになっています。プラスチック製の「昭和の竹とんぼ」という異名まで付いていました。

あてものシート(昭和30年代)

 1シート10円で販売されていた「あてもの」は、めくって当てるクジです。友達同士でお菓子をかけてくじを引く遊び方がありました。また、「動物当て」「西部劇当て」など様々な種類が発売され、当時の人気漫画のキャラクターがデザインになっていました。

グライダー(昭和30年代)

 発動機やプロペラを使わずに気流に乗って飛行するグライダーは、駄菓子屋の売れ筋商品として大人気でした。この資料はまとめて箱に入っていますが、当時はバラで1機30円くらいで販売されていたそうです。翼の絵柄は6種類あり、それを選ぶ楽しみもあったようです。

ままごとの食器(昭和30年代)

 本物に比べてはるかに小さいミニチュア食器は、それぞれ2センチから3センチの大きさです。女の子たちは、お人形を片手にこの食器に草の実や花などを入れて楽しくままごと遊びをしたのでしょう。これらの食器は各5円程度の値段でバラ売りで販売されていました。小さいながらデザインが凝っていて、全部集めたくなるほどいろいろな種類があります。

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