ガスコンロの事故をなくしましょう!
- ID:1847
SNSへのリンクは別ウィンドウで開きます
天ぷら油火災の8割は「消し忘れ」等により発生しています

コンロ火災の約8割はガスコンロ!原因は「忘れる」「離れる」
コンロ火災の多くは家庭等のガスコンロにおいて「食用油を過熱していることを忘れてその場を離れたこと」により発生しています。「調理中はその場を離れない」誰もが当たり前のことと理解していても、ちょっとした不注意や油断によって発生しています。

コンロ火災を防ぐためにできること
コンロ火災は他にも様々な原因で発生しています。取り扱う際は以下のことに注意しましょう。

その1 料理中はその場を離れない!
調理中は火から目を離さず、少しでも離れる場合は必ず消火しましょう。

その2 コンロの清掃や周りの整頓を!
こまめに清掃しないと油かすなどが溜まり、そこに火が燃え移ることがあります。また、バーナー周囲に燃えやすいものを置いていると、倒れて直火と接触したり、輻射熱で火災に至る可能性があります。

その3 Siセンサーコンロを使用する!
Siセンサーコンロとは全口のバーナーに安全センサーを搭載したもので、「調理油過熱防止装置」
「立ち消え安全装置」「消し忘れ消火機能」を標準搭載しているコンロのことをいいます。


「調理油過熱防止装置」とは
油の温度を監視して鍋底の温度が約250℃になると自動的に消火して油の発火を防ぎます。

「立ち消え安全装置」とは
煮こぼれなどで火が消えるとガスを遮断してコンロと魚焼きグリルの火を一定時間で消火します。

「消し忘れ消火機能」とは
万が一火を消し忘れても、点火後一定時間が経過した時点で消火します。
※ 平成20年4月以前に販売されたガスコンロは、バーナーの左右のどちらかに過熱防止装置が設置されている場合があります。説明書などで確認し、天ぷらなどを揚げるときは過熱防止装置が設置されている方のバーナーを使用してください。
ガスコンロ火災の原因で、もっとも多い「消し忘れ」による事故の防止を目的に、2008年4月以降に出荷されたガスコンロにはすべてのバーナーにセンサーが装備されSiセンサーコンロと呼ばれるようになりました。
以降、2015年4月、累計2500万台、普及率は46%を突破、ガスコンロの火災事故もほぼ同じ割合で減少しています。
※ 2019年には、物や袖口が炎に近づくとセンサーが検知して火力が自動に弱火になるよう制御され、センサーが感知した場合は音声でも知らせる機能が付いたコンロも販売されています。

お問い合わせ
城陽市役所消防本部・消防署予防課
電話: 0774-54-0115
電話番号のかけ間違いにご注意ください!