【1月17日開催】平川廃寺跡 史跡指定50周年記念シンポジウムを開催します！

城陽市平川古宮にある平川廃寺跡（ひらかわはいじあと）は、南山城地域を代表する古代寺院跡として、昭和50年(1975年)に国の史跡に指定されました。

これまでの発掘調査で、巨大な塔の痕跡や、金堂（本堂のこと）が東・塔が西に並ぶ建物の配置だったことがわかっています。また奈良時代に伽藍が整備され、平安時代には火災で焼失したこと、建物の中には高さ3mの菩薩像が置かれていたことなどもわかっています。

現地は、広場として利用されており、地面の下には塔や金堂の跡が保存されていています。

今年は指定からちょうど50年を迎える年であることから、あらためて平川廃寺跡の歴史的価値や謎について考えるためのシンポジウムを開催します。

場所：文化パルク城陽　ふれあいホール

日時：令和８年１月１７日（土）１３時００分から１６時３０分まで（１２時３０分開場）　

参加無料。申し込み不要。

【講演】

箱崎和久氏（奈良文化財研究所 都城発掘調査部長）

古閑正浩氏（京都府教育庁指導部　文化財保護課）

【討論司会】

網　伸也氏（近畿大学文芸学部教授）　

平川廃寺跡から見つかった瓦や仏像・建物の部材などの展示や、七重塔などの復元映像も放映しています。

開催期間：12月16日(火)から令和8年１月18日(日) 午前10時から午後5時まで（入館は午後4時30分まで）

開催場所：五里ごり館（城陽市歴史民俗資料館）常設展示室

費用：歴史民俗資料館の観覧料が必要（大人２００円、小・中学生１００円※市内在住の小・中学生、65歳以上の人、身体障害者手帳などを持っている人は無料）

ＶＲ（バーチャルリアリティ）用のゴーグルをかぶり、平川廃寺跡から見つかった瓦た仏像の鑑賞や、古代寺院の中にタイムスリップできる体験イベントです。

開催日時：12月20日(土) 10時～/11時～/13時～/14時～/15時～（各回30分程度）

開催場所：五里ごり館（城陽市歴史民俗資料館）常設展示室

対　　象：小学生以上（小学生は保護者の同意が必要）

定　　員：各回1グループ（3人まで）　

参加費：無料（観覧料別途）

申込方法：12月13日(土)より五里ごり館（0774(55)7611）へ電話または受付にて申込（先着順）