2024年11月30日(土)に文化パルク城陽 市民プラザにて、「第23回 城陽市環境フォーラム」を開催しました。
今年は「パートナーシップで実現する持続可能な社会」をテーマとし、
・アトリエ布日和による「着物リメイクファッションショー」
・カーボンニュートラル絵画展/グリーンカーテンフォトコンテストの表彰式
・大学生と協働し作成した環境啓発冊子『もったいない ~「食品ロス」と「節電」~』の完成報告
・講演会「アリから学ぶ生物多様性」
など、様々な催しをおこない賑わいました。
展示ブースには株式会LIXIL、ポイ捨て禁止条例、エコ・アクション・ポイント、城陽市観光協会 梅の郷青谷づくり、城南衛生管理組合 環境ふれあいひろば、木津川出張所管内河川レンジャー、城陽生きもの調査隊、どんぐりやまプロジェクトのブースが出展し、活動報告についての展示やワークショップ等をおこないました。
当会議のブースでは、今年度作製を進めている「城陽の生き物ガイドブック 外来生物編」のお披露目をおこないました。
この冊子は2025年2月1日(土)の京都環境フェスティバルで配布開始予定となっております。
また、城陽旬彩市、青谷梅工房は地元で採れた食材を使った加工品や、特産品の販売をおこないました。
会場で対象の商品をご購入いただいた方には、「地産地消」のエコアクションとして、エコ・アクション・ポイントも付与されました。
※エコ・アクション・ポイントについてはこちら
フォーラムの最後を飾る講演会では、京都工芸繊維大学の秋野順治(あきの としはる)教授を講師にお迎えし、「アリから学ぶ生物多様性」についてお話いただきました。
アリは1匹だけでは小さく弱い生き物ですが、集団で分業と協力をすることで複雑な動きをつくり、人間よりもはるかに早く農耕・牧畜をおこなうなど、実は高度な技術をもつアリの生態についてや、その周りでアリの特性を利用して共生している好蟻性昆虫についてなど、大変興味深いお話を聞くことができました。
環境について市民の方に楽しく考え語り合ってもらうことを目的とし、毎年開催しているこの城陽市環境フォーラムですが、今年も盛況で終えることができました。
来年度も開催できるよう、日々の活動をこつこつと積み上げていきたいと思います!