未来へ・・・(広報じょうよう市長コラム)平成26年11月
- ID:349
SNSへのリンクは別ウィンドウで開きます
紅葉の美しい季節になってまいりました。スポーツの秋、文化の秋、読書の秋、行楽の秋…「秋がいっぱいです」▶芭蕉の句に「秋深き 隣は何を する人ぞ」とあります。句意には背景や奥があり、さまざまな解説がされていますが、「秋が深まって寒くなり、障子戸や雨戸が閉められて隣人の様子が分からず、何をしているのか気になる」といった解釈もされているようです▶一方、市内各校区では自然災害に備えて、防災訓練が実施されています。同じ地域に居住している隣近所は、常に助け合い、無事の確認など深く結びついているはずです▶芭蕉の句とは逆に、「隣が何をしようが関係ない」という風潮もありますが、いかがなものでしょうか▶「絆」で結ばれた城陽、充実した「秋がいっぱい」の城陽であってほしいと願っています▶一日の温度差が激しい折、どうぞご自愛ください