城陽産業おうえん補助金 活用事例 【CASE.05】

　新型コロナウイルス感染症の拡大で取引先の事業が停滞し、取引先からの依頼が減少したことに対応し、事業継続を図るため、外出自粛などで増加している動画作成をされる方向けの動画編集事業を開始されました。

　その取組内容をご紹介します。

◆事業継続計画（BCP）に定めている内容

　　新規事業としての非対面型個人向け動画編集事業の実施　など

◆事業継続計画（BCP）に基づき実施した内容

　・動画編集用ソフトウェア、編集用モニターの購入
　・インターネット販売システムの構築

事業者名：　CHIBA-CHUPS MUSIC

住　　　所：　城陽市寺田　

業　　　種：　サービス業

ホームページ：https://www.chibachups.com/movieedit

　事業継続計画の策定にあたっては、取引先の事業停滞で依頼が減少したことで、時間が出来たことから策定に取り組みました。

　これまでは１人で事業を行っており、事業継続について考えたことがなかったのですが、この機会に改めて考えたとき、これまで取り組んできたゲームやCMなどの音楽制作、自主制作CDの販売・プロモーション用動画制作だけでなく、新たに新規事業に取り組む必要性を感じました。

　新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、自ら動画をつくり様々な媒体に掲載する人が増えてきています。そのような人たちは最初は動画の内容を考え、撮影し、編集するところまですべて自分で取り組まれますが、ある時から動画の内容や撮影に注力し、編集を外注する人も多いです。そこで、これまで自主制作CDをプロモーションするための動画制作で培ったノウハウを活かせること、顧客と直接顔を合わせなくても、メールやデータなどのやり取りだけでできることから個人向けの動画編集事業に取り組むこととしました。

　開始した非対面型個人向け動画編集事業は、複数回利用いただいた方もあり、順調な滑り出しです。問い合わせも想定以上にあり、今後成長していくコンテンツだと考えています。

　また、将来的には人を雇って取り組んでいければと考えていますが、まずは、新型コロナウイルス感染症が落ち着くまで、感染しないよう留意しながら、事業継続を図っていきたいと思います。

新型コロナウイルス感染症の拡大で変化する環境に対応し、非対面型個人向け動画編集事業に取り組む「CHIBA-CHUPS MUSIC」。

流行を取り入れ、これからの時代に合った今後の取り組みの実施が期待されます。