城陽市水道事業及び下水道事業における包括的民間委託事業に係る公募型プロポーザル方式による優先交渉事業者の選定結果について
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公募型プロポーザル方式を採用した理由
城陽市公営企業では、城陽市水道事業及び公共下水道事業の運営を国が推進するウォーターPPP(レベル3.5(更新支援型))の枠組みに沿って包括的民間委託を実施することにより、将来にわたり安定して事業を継続することを目指しました。
選定にあたっては、本業務に適した経験や技術力等を持ち合わせた事業者を募集し、応募事業者の企画力、技術力、創造性、専門性及び実績等を有する事業者を選定する必要があるため、公募型プロポーザル方式を採用しました。

優先交渉事業者選定過程
日程 | 内容 |
---|---|
令和6年11月8日(金) | 募集要項等資料の公表 |
令和6年11月21日(木) | 第1回優先交渉事業者選定審査会(以下「審査会」という。) |
令和7年4月18日(金) | 提案審査書類等提出書類の締切り |
令和7年6月3日(火) | 第2回審査会(プレゼンテーション及びヒアリング、審査) |
令和7年6月27日(金) | 結果通知 |

審査会の構成
氏名 | 職名 | 備考 | |
---|---|---|---|
会長 | 楠見 晴重 | 関西大学環境都市工学部 特別任命教授 | |
委員 | 尾原 正史 | (公社)日本水道協会 大阪支所 支所長 | 令和7年4月1日から |
委員 | 西崎 吏 | 京都府建設交通部 公営企業経営課長 | |
委員 | 山野 一弥 | (公社)日本水道協会 大阪支所 支所長 | 令和7年3月31日まで |
委員 | 竹内 章二 | 城陽市上下水道部 公営企業管理者職務代理者 |

応募総数
4グループ

選定方法
参加事業者から提出された提案審査書類について、審査会委員が各項目について評価を行いました。
また応募があった4グループによるプレゼンテーション及び審査会委員がヒアリングを実施し、審査会委員が各項目について評価し、4人の委員の評価点の平均が高いグループを、優先交渉事業者として選定しました。

優先交渉事業者

グループ名称
みずパートナーJOYO共同企業体

代表企業所在地
大阪府箕面市船場東三丁目4番17号 箕面千里ビル

代表企業名称
ヴェオリア・ジェネッツ株式会社 関西支店

代表企業及び構成企業
企業名 | |
---|---|
代表企業 | ヴェオリア・ジェネッツ株式会社 関西支店 |
構成企業 | フジ地中情報株式会社 大阪支店 |
構成企業 | 日本メンテナスエンジニヤリング株式会社 |
構成企業 | 西日本旅客鉄道株式会社 |
構成企業 | アジア航測株式会社 京都支店 |

提案価格
金 3,800,000,000円(消費税及び地方消費税抜き)

選定理由
1) 応募があった4グループはいずれも、必要十分以上の技術を有し、豊富な受託実績を有する企業で構成されていた。また、どの提案についても、要求水準書で規定されている要求水準はクリアしており、市民サービス面でも現状を上回る提案がなされていた。
評価については、実施体制、先進性、有用性等に関して評点方式で行った。各委員に若干の差はあったものの、総合評価では4グループに大きな差はなく、総じて高得点となった。
なお、価格提案については、4グループともに見積上限額(税抜42億3,186万円)の90%以下で提案がなされた。
2)みずパートナーJOYO共同企業体が最も高い評価となった要因は、他グループからも同様の提案があったものの、次の内容における具体性、実現性を評価したことによる。
(1)オペレーションメンテナンス業務及びカスタマーサービス業務について、独自のDXやAIを活用するなど、多くの実績ある先進技術を駆使して業務を進める提案
(2)全国で多発している道路陥没事故の状況から、空洞調査の実施や水道管の劣化診断を、多くの実績に裏打ちされた独自の技術で行う提案
(3)グループのもつ広範なネットワークを有効活用した人材の確保及び資機材の調達提案

審査結果
順位 | 総合得点 (400点満点) |
---|---|
1 | 300.75点 |
2 | 295.25点 |
3 | 293.00点 |
4 | 291.25点 |

優先交渉事業者選定審査会会議録
会議録は以下をご参照ください。
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お問い合わせ
城陽市役所 上下水道部 経営管理課 庶務係電話: 0774-52-4801 ファックス: 0774-55-0771
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