JOYOエコミュージアム・令和４年度春の資料紹介「古墳へ行こう！2022＋発掘調査速報展」を開催します

　城陽市は古墳のまち城陽といわれるほど古墳が多く、約200基の古墳が確認されています。特に城陽市北部にかけての丘陵や扇状地上には、久津川車塚古墳をはじめとした古墳が多く現存し、見学することができます。城陽市内で見学可能な古墳を写真や地図で紹介します。
　毎年この時期に小学校6年生の社会科『日本のあゆみ』「大昔のくらしと国の統一」の学習の一環として多くの学校が資料館を訪れます。それに合わせて久津川車塚古墳ができるまでの様子を模型やイラストで紹介します。
　あわせて、久津川車塚古墳史跡整備事業第８年次の令和３年度発掘調査で得られた成果や新名神高速道路建設にともない発掘された小樋尻遺跡の調査成果を「発掘調査速報展」として紹介します。

令和年4月23日(土)～6月19日(日)
ただし、4月25日、5月2・6・9・10・11・12・16・23・30日、6月6・13日は休館

城陽市歴史民俗資料館（五里ごり館）　特別展示室

〒610-0121　京都府城陽市寺田今堀１番地（文化パルク城陽西館４階）
TEL：0774-55-7611
FAX：0774-55-7612

午前10時から午後５時まで（入館は午後４時30分まで）

※最終日６月19日(日)は入館無料になります。

（1）古墳ってなに【パネル展示】
・古墳とは
・古墳の形
・古墳の各部の名称
・古墳の大きさ
・埋葬施設
・古墳の中に納められていたもの
・古墳に並べられた埴輪

（2）古墳のできるまで【パネル・模型展示】
・土地を選ぶ
・設計図、模型をつくり検討する
・木をたおし、整地する・地面に杭を打ち縄を張る
・墳丘を高める
・石棺を竜山から運ぶ
・形を整える
・葺石をはる
・埴輪を並べる
・久津川車塚古墳製作過程模型（175cm×175cm）

（3）見学できる古墳【パネル展示】
・芝ヶ原古墳
・上大谷古墳群
・尼塚古墳
・尼塚6・7号墳
・下大谷1号墳
・久津川車塚古墳
・丸塚古墳
・芭蕉塚古墳
・久世小学校古墳（見学は土日祝のみ可）
・黒土1号墳 

（4）久津川車塚古墳発見
久津川車塚古墳が発見された時の様子や古墳から見つかった出土品について紹介します。

（5）久津川車塚古墳発掘調査速報
史跡整備事業に向けて実施した前方部南側・南東部及び東くびれ部の発掘調査で得られた成果を紹介します。
・実物資料　形象埴輪（蓋形埴輪・靫形埴輪・盾形埴輪）、朝顔形埴輪

（6）小樋尻遺跡発掘調査速報
(公財)京都府埋蔵文化財調査研究センターによる令和3年度小樋尻遺跡発掘調査成果を紹介します。
・実物資料　土師器６点、須恵器３点、石鏃１点

久津川車塚古墳の現地解説や修羅（巨石を運ぶ道具）を引く体験などを行います。参加者には記念品をプレゼント！

・日時　令和４年５月15日(日)　10：30～12：00
・場所　久津川車塚古墳
・講師　車塚森づくりグループ2011、城陽市文化・スポーツ推進課文化財係
・定員　先着２０名
・費用　無料
・申込　５月３日(火)10:00から電話にて申込み（電話番号：0774‐55-7611）
※終了しました

〈注意事項・雨天時の対応について〉
・当日の持ち物として、軍手・虫よけスプレー・飲み物をお持ちください。
・当日の服装は、マスクの着用とヤブ蚊が多いので、汚れてもよい長袖・長ズボンに運動靴でお願いします。
・会場に駐車場はありませんので、公共交通機関の利用をお願いします。バイク・自転車は駐車可能です。
・雨天の場合は中止します。中止する場合は前日の天気予報で判断しますので、14日（土）の午後5時迄に資料館ホームページにてお知らせします。また、当日は8時30分以降に電話していただいても構いません。
・申込後、キャンセル・欠席する場合は必ず連絡してください。

・演題　「城陽市の最新文化財情報」
・内容　小樋尻遺跡の発掘調査成果
・講師　（公財）京都府埋蔵文化財調査研究センター　小泉裕司氏
・日時　令和４年６月５日(日)　14：00～15：30（開場13：30）
・場所　文化パルク城陽第３会議室（西館３階）
・定員　先着４０名
・費用　無料
・申込　５月27日(金)10:00から電話にて申込み（電話番号：0774‐55-7611）
※終了しました

・発熱や風邪症状のある方はご遠慮ください。
・マスクを着用してください。
・今後の状況によりイベントを延期または中止する場合があります。その際はホームページでお知らせします。