JOYOエコミュージアム・文化パルク城陽開館30周年記念・令和7年秋季特別展「幕末・明治の錦絵−旅籠松屋所蔵資料から−」を開催します
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令和7年秋季特別展「幕末・明治の錦絵−旅籠松屋所蔵資料から−」
趣旨
城陽は、奈良の都(平城京)と京の都(平安京)とを結ぶほぼ中間地点にあり、古くから人やもの、情報が行きかう交通の要衝地でした。中世には山城国一揆の舞台となり、近世には長池に宿場が置かれて賑わいをみせました。そのような城陽市域には様々な文化芸術が残されています。この展示では、長池宿の旧旅籠に残された幕末から明治期にかけての錦絵をご紹介します。大和街道の宿場町として繁栄した長池町ならではの資料であり、これらの作品を紹介することによって、どのような文化・芸術を城陽市域の人々が享受し、錦絵から時代の動乱を感じとっていたのかをうかがい知ることができるでしょう。この展示によって、錦絵のみならず、幕末から明治にかけての社会情勢等についての理解も深まれば幸いです。
会期
令和7年10月25日(土曜日)から12月14日(日曜日)
ただし、10月27日、11月4・5・10・17・25・26日、12月1・8日は休館
※関西文化の日11月3日、最終日12月14日(日曜日)は観覧無料
会場
城陽市歴史民俗資料館(五里ごり館) 特別展示室
〒610-0121 京都府城陽市寺田今堀1番地(文化パルク城陽西館4階)
TEL:0774-55-7611
FAX:0774-55-7612
開館時間
10:00から17:00まで(最終入館は16:30まで)
観覧料金
| 種類 | おとな | 小・中学生 |
|---|---|---|
| 個人 | 200円 | 100円 |
| 団体観覧(20名様以上) | 160円 | 80円 |
| プラネタリウムとの共通観覧の場合(個人) | 140円 | 70円 |
| プラネタリウムとの共通観覧の場合(団体) | 110円 | 50円 |
ただし、次の方は無料観覧できます。 ・城陽市在住の小・中学生 ・城陽市在住の65歳以上の方 ・城陽市在住の身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証または特定疾患登録証をお持ちの方及び介護される方1名 ・城陽市外の小・中学生の団体観覧(ただし、児童・生徒に限る) | 無料 | 無料 |
展示案内
展示構成
(1)城陽に残る錦絵−旅籠松屋所蔵資料から−
- 豊原国周作「江戸八景の内 不忍の暮雪」など3点
- 歌川国明作「江戸紫花のうつしえ」
- 揚州周延作「皇后宮皇居御出門ノ図」
- 森川周重作「東京家宝ヵ競」など2点
- 歌川芝虎作「光氏君遊覧之図」「弥生の春盛る稲本」2点
- 落合芳幾作「春遊源氏迺活花」
(2)描かれた様々な画題~激動の時代、幕末から明治へ~
幕末から明治にかけて制作された役者絵、武者絵、物語絵、上洛絵、戦争絵、新聞錦絵、開化絵、おもちゃ絵などを展示します。
(3)映像展示
展示室中央にプロジェクターを設置し、今回の展示で扱う錦絵すべてを拡大投影します。また、東京国立博物館制作の「浮世絵ができるまで ~摺りの工程~」の動画も放映します。どのように錦絵はつくられたのか、制作行程のうち「摺り」についてご紹介します。
関連事業
ギャラリートーク(学芸員による展示解説)
日時:11月1日(土)14:00~15:00
参加費:無料(観覧料必要)
申込み:当日資料館受付で申込
第96回文化財講演会
演 題:「幕末・明治の錦絵〜その魅力〜」
日時:11月24日(月・祝)13:30~15:00(開場13:00~)
場 所:文化パルク城陽 第3会議室(西館3階)
講 師:大阪公立大学大学院文学研究科教授 菅原真弓氏
定員:50名
参加費:無料
申込み:11月16日(日) 10:00より電話申込
ワークショップ「錦絵ポストカードをつくろう!」
日時:12月7日(日)①13:00~、②14:00~、③15:00~
場 所:資料館工作室
定員:各回5名
参加費:無料
申込み:11月30日(日) 10:00より電話申込
お問い合わせ
城陽市役所教育委員会事務局 歴史民俗資料館
電話: 0774-55-7611
ファックス: 0774-55-7612
電話番号のかけ間違いにご注意ください!




