ホップ ステップ ジャンプ（広報じょうよう市長コラム）令和6年1月

　新年おめでとうございます。
　皆さま方におかれましては、令和６年の新春を健やかにお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。旧年中は市政推進に、格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
　昨年を振り返りますと、長らく猛威を振るいました新型コロナウイルス感染症が５類感染症に位置付けられ、ウィズコロナへの移行が加速するとともに、自粛傾向にありました各種イベントなども再開され、日本中でコロナ禍前の活気を取り戻しはじめました。また、中央省庁の本庁機能が地方に移転する初めての試みであり、新たな文化行政を推進する上で大きな契機ともなる文化庁の京都移転など、新しい時代への変化を感じさせる一年でありました。
　本市におきましても、現在、まちづくりの転換期にあり、新名神高速道路の全線開通を控え、東部丘陵地長池地区では府内初となるプレミアム・アウトレット、青谷地区では日本初となる基幹物流施設の開発計画が進められております。さらに、その間の中間エリアでは、「先端技術と広域交流の融合による近未来都市　ＪＳＩＰ（Joyo Smart Innovation Park）」を基本コンセプトとしたまちづくりの具体化に向け、取組を進めているところであり、明日への基盤整備が着々と進んでおります。また、子育てへの負担感の軽減と、仕事と子育ての両立を図り、安心して子育てができる環境づくりを推進するため、出産・子育て応援給付金の支給や子育て支援アプリの導入を行うとともに、子育て世帯への情報発信の強化や利便性の向上を目的とする、城陽市子育て支援サイト「ＪＯＹ♡ＫＩＤＳ」（ジョウヨウキッズ）」の構築を進めるなど、国においても最優先の課題とされる、子ども・子育て施策の充実にも取り組んでいるところであります。
　各種施策を一歩ずつ着実に進め、城陽市が持つ魅力をさらに高めつつ、明日への希望にあふれ、輝く未来へとつながるまちづくりを進めてまいります。
　本年も引き続き、城陽市のさらなる飛躍を目指し、市民の皆さまの笑顔が輝き、活気に溢れ、夢や希望が明るい未来へとつながるよう、新たな城陽「ＮＥＷ城陽」の実現に向け、全力を傾注してまいる所存でございますので、一層のご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
　新しい年が皆さまにとりまして、幸多き年となりますことを心よりご祈念申し上げ、私からの新年のご挨拶といたします。