JOYOエコミュージアム・春の資料紹介「城陽の古墳を知ろう!+発掘調査速報展」
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JOYOエコミュージアム・令和3年度春の資料紹介「城陽の古墳を知ろう!+発掘調査速報展」

開催期間
令和3年4月24日(土)から6月20日(日)まで ※7月4日(日)まで延長します
※ただし、4月25日から6月21日まで臨時休館、6月28日は通常休館日

趣旨
城陽市は「古墳のまち 城陽」と言われるほど古墳が多く、特に城陽市北部にかけての丘陵や扇状地上には、古墳時代をとおして100基以上の古墳が築造され、これらをまとめて「久津川古墳群」と呼びます。全長272mある市内最大の大型前方古墳「久津川車塚古墳」はどのようにして造られたのか、大仙古墳との大きさの比較や古墳の基礎知識などを紹介します。
また、毎年この時期に小学校6年生の社会科『日本のあゆみ』「大昔のくらしと国の統一」の学習の一環として多くの学校が資料館を訪れます。それに合わせて久津川車塚古墳ができるまでの様子を模型やイラストで紹介します。あわせて、久津川車塚古墳史跡整備事業第7年次の令和二年度発掘調査で得られた成果や、新名神高速道路建設にともない発掘された小樋尻遺跡の調査成果などを紹介します。

展示案内

展示構成
(1)古墳ってなに【パネル展示】
・古墳とは
・古墳の形
・古墳の各部の名称
・古墳の大きさ
・埋葬施設
・古墳の中に納められていたもの
・古墳に並べられた埴輪
(2)古墳のできるまで【パネル・模型展示】
・土地を選ぶ
・設計図、模型をつくり検討する
・木をたおし、整地する・地面に杭を打ち縄を張る
・墳丘を高める
・石棺を竜山から運ぶ
・形を整える
・葺石をはる
・埴輪を並べる
・古墳をつくるにはどのくらいかかる?
・久津川車塚古墳製作過程模型(175cm×175cm)
(3)見学できる古墳【パネル展示】
・芝ヶ原古墳
・上大谷古墳群
・尼塚古墳
・尼塚6・7号墳
・下大谷1号墳
・久津川車塚古墳
・丸塚古墳
・芭蕉塚古墳
・久世小学校古墳(見学は土日祝のみ可)
・黒土1号墳
(4)久津川車塚古墳発見
久津川車塚古墳が発見された時の様子や古墳から見つかった出土品について紹介します。
(5)久津川車塚古墳発掘調査速報
史跡整備事業に向けて実施した令和二年度発掘調査の成果を紹介します。
・実物資料 円筒埴輪
(6)小樋尻遺跡発掘調査速報
(公財)京都府埋蔵文化財調査研究センターによる小樋尻遺跡第10・11次発掘調査成果と出土した導水施設について紹介します
・実物資料 木樋形土製品(久津川車塚古墳・芝ヶ原10・11号墳出土)

関連事業

1 ごりごり古墳写真コンテスト
城陽市内にある古墳を題材に、城陽の魅力を再発見できるような古墳の写真を大募集します!
募集期間
4月24日(土)から6月6日(日)必着
受付した写真は順次館内で展示します。
応募方法
(1)城陽市内の古墳を撮影する
(2)写真をプリントする(L版からA4サイズまで)
(3)応募票を作品の裏に貼る
(4)作品を送る(直接か郵送)

2 ワークショップ「古墳スタンプでオリジナルのエコバッグをつくろう!」
古墳や埴輪などいろいろな形のスタンプを自由に押してオリジナルのバッグをつくります。
日時 5月23日(日)・6月13日(日) 午後1時30分から午後4時まで
場所 資料館工作室
講師 資料館職員
対象 小学生以上
定員 先着10人
参加費 200円(入館料を含む)
申込み 当日午後1時から午後3時までに資料館受付にて申込み(定員に達した時点で終了)
※日程を変更し、7月3日(土)に開催します。

3 資料館友の会共催 文化財講座「城陽市の最新文化財情報」
※新型コロナウイルス感染感染拡大防止のため、中止になります。
お問い合わせ
城陽市役所教育委員会事務局 歴史民俗資料館
電話: 0774-55-7611
ファックス: 0774-55-7612
電話番号のかけ間違いにご注意ください!