ページの先頭です

共通メニューなどをスキップして本文へ

城陽市

現在位置

あしあと

    帝塚山大学付属博物館・城陽市歴史民俗資料館共催 JOYOエコミュージアム令和元年度夏季特別展「自瓦自賛-瓦を解き明かすー」

    • ID:3976

    SNSへのリンクは別ウィンドウで開きます

    帝塚山大学付属博物館・城陽市歴史民俗資料館共催 JOYOエコミュージアム令和元年度夏季特別展「自瓦自賛-瓦を解き明かすー」

    ポスター

    開催期間

    令和元年7月6日(土)から令和元年9月8日(日)
    ただし、7月8・16・17・22・29日、8月5・13・14・19・26日、9月2日は休館

    趣旨

     瓦などで屋根を覆うことを「葺く」と言い、瓦を葺いた屋根は日本の町並みには欠かせませんが、近年はビルが林立し、住宅でも瓦屋根が徐々に少なくなっています。価値のないものを例えて「瓦礫」と言いますが、使われなくなった瓦は文字通り「瓦礫」となる定めです。しかし、それら「瓦礫」には日本の歴史を紐解く重要な情報がつまっています。
     さて、日本に瓦が伝わったのは今からおよそ1400年前の飛鳥時代であり、仏教伝来とともに発展していきました。瓦造りの技術は朝鮮半島からもたらされ、さらに、朝鮮半島の技術の源流を探ると中国にたどりつきます。中国はアジアの瓦の発祥地であり、約3000年前には本格的に瓦を使用していました。
     今回の特別展では、城陽市の古代寺院跡から出土した飛鳥時代から平安時代の瓦を中心に、中国や朝鮮半島の瓦、瓦に見える古代人の技術や少し風変わりな瓦を用いた瓦の通史を紹介します。

    展示案内

    表
    裏

    展示構成

    1 いざ入門!瓦の歴史

    ア 中国の瓦
     (ア) 突起付平瓦(西周)
     (イ) 饕餮文半瓦当(戦国時代・燕)
     (ウ) 樹木双獣文半瓦当(戦国時代・斉)
     (エ) 雲文軒丸瓦(秦)
     (オ) 「與天無極」銘軒丸瓦(漢)
     (カ) 蓮華文軒丸瓦(南北朝)
     (キ) 獣面文軒丸瓦(南北朝)
     (ク) 垂木先瓦(南北朝)
     (ケ) 蓮華文軒丸瓦(唐)
     (コ) 柘榴文軒丸瓦(宋)
     (サ) 滴水瓦(遼)
     (シ) 緑釉牡丹文軒丸瓦(明)
     (ス) 藍釉龍文軒平瓦(明)
     (セ) 黄釉龍文軒丸瓦(清)
     (ソ) 黄釉龍文軒平瓦(清)

    イ 朝鮮半島の瓦
     (ア) 雲文軒丸瓦(楽浪)
     (イ) 蓮蕾文軒丸瓦(高句麗)
     (ウ) 蓮華文軒丸瓦(百済)
     (エ) 蓮華文軒丸瓦(古新羅)
     (オ) 忍冬複合花文軒丸瓦(統一新羅)
     (カ) 双鳥文軒平瓦(高麗)
     (キ) 雲文軒丸瓦(朝鮮)

    ウ 日本の瓦
     (ア) 蓮華文軒丸瓦(星組・飛鳥)
     (イ) 蓮華文軒丸瓦(花組・飛鳥)
     (ウ) 蓮華文軒丸瓦(飛鳥)
     (エ) 蓮華文軒丸瓦(飛鳥)
     (オ) 重弧文軒平瓦(飛鳥)
     (カ) 蓮華文軒丸瓦(飛鳥)
     (キ) 唐草文軒平瓦(飛鳥)
     (ク) 蓮華文軒丸瓦(奈良)
     (ケ) 唐草文軒平瓦(奈良)
     (コ) 巴文軒丸瓦(平安)
     (サ) 蓮珠文軒平瓦(平安)
     (シ) 蓮華巴文軒丸瓦(平安)
     (ス) 桐文軒丸瓦(安土桃山)
     (セ) 桐文軒平瓦(安土桃山)
     (ソ) 金箔軒丸瓦(安土桃山)
     (タ) 金箔軒平瓦(安土桃山)
     (チ) 金箔鯱瓦(安土桃山)
     (ツ) 桟瓦(江戸)
     (テ) 軒桟瓦(江戸)

    2 失敗作!?瓦に見える古代人の技術

    ア 双鳥文軒丸瓦
    イ 複合花文楕円軒丸瓦
    ウ 双鳥文軒平瓦
    エ 蓮華文軒丸瓦
    オ 蓮華文軒丸瓦
    カ 蓮華文軒丸瓦

    3 城陽市の古代寺院と瓦

    ア 平川廃寺
     (ア) 単弁蓮華文軒丸瓦
     (イ) 複弁蓮華文軒丸瓦
     (ウ) 均整唐草文軒平瓦
     (エ) 平城宮式鬼瓦

    イ 久世廃寺
     (ア) 素弁蓮華文軒丸瓦
     (イ) 複弁蓮華文軒丸瓦
     (ウ) 均整唐草文軒平瓦

    ウ 正道廃寺
     (ア) 素弁蓮華文軒丸瓦
     (イ) 単弁蓮華文軒丸瓦
     (ウ) 複弁蓮華文軒丸瓦

    4 風変りな瓦たち

    ア メドゥーサの瓦
    イ 兎の瓦
    ウ 鬼瓦
    エ タイの瓦
    オ 鍾馗瓦

    関連事業

    1 特別展開幕式典テープカット

    ア 日時 令和元年7月6日(土)
      午前10時から午前10時30分まで
    イ 場所 城陽市歴史民俗資料館 特別展示室前

    2 第84回文化財講演会

    ア テーマ 「地を飾る瓦」
    イ 講師 愛荘町立歴史文化博物館 学芸員 山本剛史 氏
    ウ 日時 令和元年7月14日(日)
      午後1時30分から午後3時まで
    エ 場所 寺田コミュニティセンター会議室(文化パルク城陽西館3階)
    オ 参加費 無料
    カ 申込み 不要
    ※講演会終了後、講師の山本剛史氏によるギャラリートークを開催します。

    3 ギャラリートーク

    帝塚山大学生・大学院生が展示の見所を解説します。
    ア 日時 令和元年7月28日
             8月11・25日
             9月8日
         各日とも日曜日
         午後2時から午後3時まで
    イ 場所 城陽市歴史民俗資料館 特別展示室
    ウ 参加費 無料(入館料必要)
    エ 申込み 不要

    4 JOYOエコミュージアムまちの魅力再発見ミニツアー

    城陽市内を歩いて、現在家屋の屋根に葺かれている瓦を見学します。
    最後は資料館で展示を観覧し、瓦の魅力を再発見していただきます。
    ア 日時 令和元年8月4日(日)
         午前10時30分から正午まで(受付10時から)
    イ 集合場所 城陽市歴史民俗資料館受付前
    ウ 講師 資料館職員
    エ 参加費 無料(入館料必要)
    オ 申込み 不要

    お問い合わせ

    城陽市役所教育委員会事務局 歴史民俗資料館

    電話: 0774-55-7611

    ファックス: 0774-55-7612

    電話番号のかけ間違いにご注意ください!

    お問い合わせフォーム