平成27年度春の資料紹介「古墳ができるまで2015-久津川車塚古墳発見から120年-」+「久津川車塚古墳発掘調査速報展」
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平成27年度春の資料紹介「古墳ができるまで2015-久津川車塚古墳発見から120年-」+「久津川車塚古墳発掘調査速報展」

開催期間
平成27年4月18日(土)から6月21日(日)まで
ただし、4月20・27・30日、5月7・8・11・12・13・18・25日、6月1・8・15日は休館

趣旨
古墳とは、土を盛り上げてつくった墓のことをいいます。3世紀後半から6世紀頃、地域の王(首長)は亡くなるとその強大な権力の象徴として、巨大な古墳に葬られていました。城陽市内にも古墳時代をとおして100基以上の古墳が築造され、これらを久津川古墳群といいます。そのなかでも、全長272mもある大型前方後円墳の久津川車塚古墳のできるまでの様子を模型やイラストで紹介します。
今回の資料紹介では、久津川車塚古墳が発見されて120年目に当たり、また史跡整備事業の初年度にも当っていますので、久津川車塚古墳発見の様子と関連資料、そして今回の発掘調査で得られた成果を紹介します。

展示案内

展示構成

1 古墳のできるまで
ア 古墳ってなに
(ア) 古墳とは
(イ) 古墳のかたち
(ウ) 古墳の各部の名称
(エ) 古墳の大きさ
(オ) 古墳のなか
(カ) 古墳の中におさめられていたもの
イ 古墳のできるまで【パネル・模型展示】
(ア) 土地を選ぶ
(イ) 設計図、模型をつくり検討する
(ウ) 木をたおし、整地する。地面に杭を打ち縄を張る
(エ) 墳丘を高める
(オ) 石棺を竜山から運ぶ
(カ) 形をととのえる
(キ) 葺石をはる
(ク) 埴輪を並べる
(ケ) 久津川車塚古墳製作過程模型(175cm×175cm)
ウ 久津川古墳群の概要【パネル展示】
(ア) 梅の子塚古墳群
(イ) 尼塚古墳
(ウ) 下大谷古墳群
(エ) 芝ヶ原10号墳
(オ) 丸塚古墳
(カ) 久津川車塚古墳
(キ) 芝ヶ原11号墳
(ク) 山道古墳
(ケ) 梶塚古墳
(コ) 芝ヶ原9号墳
(サ) 山道東古墳
(シ) 芭蕉塚古墳
(ス) 青塚古墳
(セ) 赤塚古墳
(ソ) 上大谷古墳群

2 久津川車塚古墳発見から120年
久津川車塚古墳が発見された時の様子や古墳から見つかった出土品についてパネルや複製品で紹介します。
ア 長持形石棺(復元)と棺内の再現
イ 甲冑装着の再現と出土品(復元)
ウ 説明パネル

3 久津川車塚古墳発掘調査速報
史跡整備事業に向けての古墳西側造り出し部分の発掘調査で得られた成果を紹介します。
ア 出土品(実物資料)
イ 発掘調査写真パネル

関連事業

ゴールデンウィークだよ!勾玉をつくろう!鏡をつくろう!
ア 日時 平成27年5月3・4・5日
各日とも午後1時30分から午後4時まで(受付午後3時まで)
イ 定員 勾玉20名・鏡10名に達するまで
ウ 参加費 勾玉 おとな200円、小・中学生100円
鏡 おとな700円、小・中学生600円
エ 対象 小学生以上(ただし、小学2年生以下は保護者同伴)
お問い合わせ
城陽市役所教育委員会事務局 歴史民俗資料館
電話: 0774-55-7611
ファックス: 0774-55-7612
電話番号のかけ間違いにご注意ください!