平成30年度春の資料紹介「古墳のできるまで2018」+「久津川車塚古墳発掘調査速報展」
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平成30年度春の資料紹介「古墳のできるまで2018」+「久津川車塚古墳発掘調査速報展」

開催期間
平成30年4月21日(土)から6月24日(日)まで
ただし、4月23日、5月1・2・7・8・9・10・14・21・28日、6月4・11・18日は休館

趣旨
古墳とは、土を高く盛り上げて造った古代の墓のことです。3世紀後半から6世紀頃、地域の王(首長)は亡くなるとその強大な権力の象徴として、巨大な古墳に葬られていました。宇治市の南部から城陽市北部のかけての丘陵や扇状地上には、古墳時代をとおして100基以上の古墳が築造されました。これらの古墳をまとめて「久津川車塚古墳群」と呼びます。そのなかでも全長272mもある大型前方後円墳の久津川車塚古墳のできるまでの様子を模型やイラストで紹介します。
また、史跡整備事業第4年次の平成29年度発掘調査で得られた成果を紹介します。

展示案内

展示構成

1 古墳のできるまで
ア 古墳ってなに【パネル展示】
(ア) 古墳とは
(イ) 古墳の形
(ウ) 古墳と古墳の各部の名称
(エ) 古墳の大きさ
(オ) 古墳の中
(カ) 古墳の中に納められていたもの
イ 古墳のできるまで【パネル・模型展示】
(ア) 土地を選ぶ
(イ) 設計図、模型を作り検討する
(ウ) 木をたおし、整地する。地面に杭を打ち縄を張る
(エ) 墳丘を高める
(オ) 石棺を竜山から運ぶ
(カ) 形を整える
(キ) 葺石を施す
(ク) 埴輪を並べる
(ケ) 久津川車塚古墳製作過程模型(175cm×175cm)
ウ 久津川古墳群の概要【パネル展示】
(ア) 梅の子塚古墳群
(イ) 尼塚古墳
(ウ) 下大谷古墳群
(エ) 芝ヶ原10号墳
(オ) 芝ヶ原11号墳
(カ) 山道古墳
(キ) 梶塚古墳
(ク) 山道東古墳
(ケ) 青塚古墳
(コ) 赤塚古墳
(サ) 上大谷古墳群
(シ) 久津川車塚古墳
(ス) 丸塚古墳
(セ) 芭蕉塚古墳
(ソ) 久世小学校古墳(芝ヶ原9号墳)
エ 久津川車塚古墳発見
久津川車塚古墳が発見された時の様子や古墳から見つかった出土品についてパネルや複製品で紹介します。
(ア) 長持形石棺(復元)と棺内の再現
(イ) 説明パネル

2 久津川車塚古墳発掘調査速報
史跡整備事業に向けての古墳西側造り出し部分の発掘調査で得られた成果を紹介します。
ア 発掘調査写真パネル
イ 図表パネル

3 小樋尻遺跡速報
ア 縄文時代・古墳時代前期・古墳時代後期・奈良時代の各時代の土器
イ 発掘調査写真パネル
ウ 図表パネル

関連事業

手作りワークショップ「古墳をモチーフにしたオリジナルキーホルダーをつくろう!」
ア 日時 平成29年6月17日(日)
午後1時30分から午後4時(受付午後3時まで)
イ 場所 城陽市歴史民俗資料館工作室
ウ 講師 城陽市歴史民俗資料館職員
エ 申込み 不要
オ 参加費 不要(ただし、入館料必要)
カ 対象 小学生以上
キ 定員 20名程度
お問い合わせ
城陽市役所教育委員会事務局 歴史民俗資料館
電話: 0774-55-7611
ファックス: 0774-55-7612
電話番号のかけ間違いにご注意ください!