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城陽市

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あしあと

    平成28年度(2016年度)事業報告

    • ID:3386

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    1 古文書講座

    徒然草を読む(1)

    日時 8月3・17・31日、9月14日
    場所 寺田コミュニティセンター会議室(文化パルク城陽西館2階)
    講師 城陽市歴史民俗資料館職員

    城陽市歴史民俗資料館古文書・民俗文化財調査員田中香織氏を講師に迎え、日本三大随筆としても有名な吉田兼好の『徒然草』を田中講師のとも購読しました。

    2 仏像連続講座【基礎編】

    日時 10月21日、11月11・25日、12月9日
    場所 寺田コミュニティセンター会議室(文化パルク城陽西館2階)
    講師 城陽市歴史民俗資料館学芸員 戸花亜利州氏

    城陽市歴史民俗資料館学芸員戸花亜利州氏を講師に迎え、仏教誕生の歴史と奈良時代から鎌倉時代にかけての仏像の特徴について学びました。

    3 第42回研修見学会

    大阪府堺市方面

    • 旧堺灯台
    • 巨大壁画
    • 仁徳天皇陵古墳
    • 堺市博物館
    • 山口家住宅
    • 妙國寺
    • 堺市産業会館

    初夏の日差しが照りつける中、堺市の観光ボランティアの方の解説のもと、古代から現代にいたる堺の様々な名所を見学しました。

    旧堺灯台

    仁徳天皇陵古墳1

    仁徳天皇陵古墳2

    堺市博物館

    山口家住宅

    妙國寺

    城陽市歴史民俗資料館友の会第42回研修見学会に参加して

    城陽市歴史民俗資料館 戸花亜利州

     夏を思わせる日差しが照りつける中、9時に寺田駅ロータリーを出発し、堺市大浜公園駐車場の到着後、今日1日ガイドをしていただく堺市のボランティアガイドの方の挨拶がありました。その後、徒歩で旧堺燈台と巨大壁画を見学、旧堺燈台は明治10(1877)年築造の日本最古の木造洋式燈台で、国の史跡に登録され、対岸には日本最大級の巨大壁画が描かれています。ガイドの方のユーモアを交えた軽妙な説明を聞きながら港町堺の歴史を感じました。その後わが国最大の前方後円墳である仁徳天皇陵古墳を見学しました。仁徳天皇陵古墳は全長約486m、これは甲子園球場12個分の相当し、ただただそのスケールの大きさに圧倒されました。この古墳を含めて堺市では現在、羽曳野市と藤井寺市とともに古市古墳群としてのユネスコの世界遺産の登録を目指しています。
     見学後、徒歩で堺市博物館に向かいました。博物館では先程見た仁徳天皇陵古墳を含めた古市古墳群から出土した遺物や、近世の堺の商家の模型などを見学しました。また、展示室では7世紀中頃に造像された観音菩薩立像を観覧することができました。本像は壇像の一木造で、胸のアクセサリーなどは本体から彫り出す共彫りと呼ばれる技法が使われています。堺は渡来系民族が早くから定住した地であり、本像からはそうした人たちの高い技術力の一端を垣間見ることができました。昼食後、国の重要文化財に指定されている山口家住宅を見学しました。山口家住宅は国内でも数少ない江戸初期の町屋のひとつであり、家屋には商売を行う上で必要となる様々な防犯上の工夫が施されていました。
     その後、蘇鉄の枯山水で有名な妙國寺へ向かいました。境内には樹齢1100年を超える蘇鉄の他、駿府の國を再現した枯山水の庭園や近代の堺事件に関連する資料を見学しました。中でも堺事件の史料は当時の生々しい事件の様子を伝えるものが多数あり、歴史の重みを感じました。
     見学の最後に堺市伝統産業会に立ち寄り、ここには堺の特産品である包丁や、線香、調味料などの色とりどりの物産品が販売されていました。
     今回、研修旅行に参加させていただき、堺の各名所でのガイドの方に説明方法は大変勉強になりました。貴重な機会を与えてくださいました友の会のみなさんには厚くお礼申し上げます。

    お問い合わせ

    城陽市役所教育委員会事務局 歴史民俗資料館

    電話: 0774-55-7611

    ファックス: 0774-55-7612

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