会長のあいさつ

　平成２７年９月より城陽市障がい者自立支援協議会会長を務めさせていただくことになりました空閑でございます。
　城陽市障がい者自立支援協議会は平成２３年９月に設立されてから４年が経過いたしました。この間、平成２４年には障害者自立支援法と児童福祉法の改正に伴い、障がい児等に対する通所サービスと入所サービスが一新されたり、平成２５年には障害者自立支援法が障害者総合支援法へと移行しました。また、同年、障害者優先調達推進法の施行や、障害者差別解消法の成立等、障がい福祉を取り巻く状況は目まぐるしく変化しております。さらに、障害者総合支援法に規定されている「施行３年後の見直し」について、現在、国による協議が重ねられており、今後の動向が注目されるところです。
　自立支援協議会では、城陽市障がい者計画に掲げる「障がいのある人とない人が共に生きる地域社会の実現」という基本目標のもとに、様々な取り組みを行ってまいりました。５つの部会ではそれぞれのテーマを定め、協議・検討を行い、また、市民講座では障がいに対する理解の普及を目的とした講演会や、普段見ることができない障がい者施設の見学会を実施しております。
　また、自立支援協議会は、各方面の方々に委員としてご参加いただいていることから、様々な角度からの意見を頂くことが可能な場です。行政だけでは見えてこない課題やニーズに対しても活発に議論することで、よりよい地域社会の実現に向かうものと信じております。
　このように前会長をはじめとした皆様方が築き上げて来られた本協議会をより良いものとするため、関係機関との連携を深め、活発な協議を続けていくことをお約束いたしまして、挨拶とさせていただきます。

城陽市障がい者自立支援協議会

会長　空閑　浩人