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城陽市

あしあと

    水難事故の注意喚起について

    • ID:4019

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    水難事故にご注意ください

     水難事故は、1年を通して発生しますが、特に夏場に多く発生しています。海や川に近づくことが多くなるこれからの季節に水難事故を予防することが大切です。

    水難事故の約半数は死亡事故に

     水辺のトラブルは重大事故になりやすく、子どもの事故は「河川」で多発します。

     水難事故のおよそ4割は、亡くなったり行方不明になったりしています。いったん事故が起きると、命にかかわる重大事故になる可能性が非常に高いのが、水難事故の特徴だといえます。

    水難事故を予防するポイント

    海の事故

    ◆ 危険な場所には近づかない。

    • 「危険」「遊泳禁止」「釣り禁止」などの案内板があるところ。
    • 「遊泳区画」とされていても、水流の方向や強弱、水深や自分の体力を十分考える。
    • 離岸流(沖へ流れるとても速い潮の流れ)のあるところ。

    ◆ 健康状態が悪いときやお酒を飲んだときは泳がない。

    ◆ 悪天候のときは海に行かない。

    ◆ 子どもだけでは遊ばせない。

    ◆ ライフジャケットを着用する。

    川の事故

    海の事故の注意点に加えて、次のような注意をしてください。

    ◆ 出かける前に天気や川の情報をチェックする。

    • 悪天候が予想されるときは、無理をせず、中止・延期を検討しましょう。

    ◆ 危険を示す掲示板、水流が早い・深みがあるところは避ける。

    ◆ 河原や中州、川幅が狭いところに注意。

    • 河原や中州は、急な増水により水没する可能性があります。特に中州は、増水すると逃げ道がなくなり、取り残されてしまう危険があります。また、川幅が狭い場所は、増水すると短時間のうちに水位が上昇し、川の流れが速くなるおそれがあります。

    ◆ 天気や川の変化に注意する

    • 上流の空に黒い雲が見えたとき。
    • 雷が聞こえたとき。
    • 雨が降り始めたとき。
    • 落ち葉や流木、ごみが流れてきたとき。

    その他の事故

    ◆ プールの排水口は、誤って吸い込まれるおそれがあるので注意してください。

    ◆ 中小河川や用水路などでも、多くの事故が発生しています。

    • 集中豪雨などで、ごく短時間のうちに水位が急上昇して水があふれだし、川沿いにいた人が押し流されたり、あふれた水のために河川や用水路の位置がわからなくなり、足を踏み外し流されてしまうといった事例が起きています。

    水難事故が起こってしまったときの対応

    海や川などでおぼれている人を発見した場合

    ◆ 直ちに119番(海上では118番)に通報し、救助を求めます。

     水面で助けを求めている場合は、浮力のある物を投げ入れ、さらにロープを投げ渡して引き寄せます。

     おぼれている人が水没した場合は、その地点がわかるように目標を決めておきます。

     学校のプールなど、水深が浅く、救助者の安全が確保できるときは、119番通報するとともに、おぼれている人を引き上げます。

    ◆ 不用意に飛び込まない。

    • 不用意に飛び込むと、救助者もおぼれてしまう可能性があり大変危険です。

    おぼれている人を引き上げたときの対応

    ◆ おぼれている人を引き上げたときは、心肺蘇生法の手順に従い、反応や呼吸の確認をしてください。

    ※心肺蘇生法の手順については、「日本医師会救急蘇生法(別ウインドウで開く)」のページをご覧ください。

    ◆ 水を吐かせない。

    • 胃の水を吐きださせると、誤って気道に水が入ってしまい、かえって状態が悪くなってしまう可能性があります。